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| 機体 :DG505MB(JA50MB) コース :乗鞍岳→白馬岳→志賀山→聖岳(南アルプス)→飛騨エアパーク 距離 :411km(3TP) ここ数年、「最近HOTな日本アルプスでの山岳XCフライトを行いたい!」と、思っており板倉からモーターグライダー(ディモナ)などを使い調査フラ イト等を行っていましたが、ついに2002/5/25にそれを実現することがで きました。(しかもバリバリの条件で。。) 前日夜、仕事を早々に切り上げ、諏訪の土屋君宅へ。予報では期待で きそうな気圧配置(ちょっと緩めの西高東低)に2人で期待して早めに就寝。 翌日、朝9:00には飛騨エアパークに到着する。ほぼ貸しきり状態のエア パークで2人で機体を組み立てる。10:00ごろにはすでに、東25kの乗鞍岳 や、北アルプス方面に積雲が出来かかっているのが見える。山岳フライト の経験豊富な土屋君に後席に乗ってもらい、10:43、RW28より離陸! |
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組み立て中のDG505と土屋くん。 リギングマシンを使って2人で組み立てました。 所要時間、約40分。 |
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北東の北アルプスにはすでに積雲が。 中央のとがったのは、穂高槍ヶ岳?。
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飛騨の事務所とDG505。 |
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| ○北アルプスエリア:(Top12000ft、サーマル強し、チョーバリバリ!) エアパーク北東3k、5000ft(MSL)でエンジン格納(飛騨のElvは2350ft)。
北アルプス方面には、おいしそうな積雲が見えるが、この辺はプラスも弱く、
いまいち・・。だましだまし乗鞍岳方面に進み、高度を上げていく。ここまで
かなり時間を消費したが、11:30ごろ、やっと乗鞍岳山頂、10500ft、雲底ま であがり、北に向けてスタート!おいしいしそうな積雲が北のほうまで続いて
いる。このエリアがサーマルの対流で活発なのはとても珍しいとのこと。 焼岳、穂高岳、槍ヶ岳、と、強いサーマルを選択してじゃんじゃん北進。サ
ーマルはAve3〜4m/sと、とても強い!!。風の強さ方向、山の形状、日射 などを考え、尾根に沿って進む。選択を誤り高度を落とすと、山に囲まれ逃げ
場が無くなるので、慎重に進む。雲低高度は12000ft。北アルプスの迫力の ある壮大な景色と、好条件にとってもハッピー!!途中、富山側と大町側に
尾根のラインが別れるが、富山側を選択して、富山空港ローカルで北上。 右に黒部ダムを見ながら、立山の先の剣岳まで北上。日本海も見える。
ここから、東の尾根ラインへ谷渡り。鹿島槍ヶ岳の北側の少し低いところを
狙い、グライド。結果的には比較的沈下も少なく、テールウインドということも
あり、余裕で到達。そこからまた、北上するもここから北はサーマルがぱっと
しない。白馬岳まで北上後、東へ。北アルプスから10k程、離れたところで、 非常に荒れたローター性のサーマルに遭遇。上空の強い西風によるウエー
ブの影響のようである。。(実際、この1時間後に小山のDGがこのウエーブを
使い北アルプスを縦走している)。 黒姫山、野尻湖の上を通り、長野盆地の北を谷渡り。志賀高原へ。 |
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飛騨を離陸後、乗鞍岳を目指す。 |
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乗鞍の西、強いプラスで上昇中。
南方向には御嶽山が見える。 |
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北アルプス。穂高付近?
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壮大な山のスケールにとっても感動! |
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穂高付近より、さらに北に連なる山々。空にはおいしそうな積雲たち。 |
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北アルプスのフライト軌跡。 |
| ○志賀高原エリア:(北アルプスのウエーブの影響か!?条件はいまいち。)
12:50ごろ、志賀高原へ到達するも、高度は8500ftまで下がる。しかも志賀
高原の対流状況はいまいち・・。志賀山から草津白根山のお釜と、温泉街を左
に見ながら、南下。景色は大変良いが、高度は7500ftまでま落ちる・・。この辺
でガツンと高度を獲得したいところだが、うまく上がれるサーマルが少ない。。
長野滑空場すり鉢を意識し始めたところで、やっと、いいサーマルをGET。高 度を9700ftまで回復。(土屋君いわく、やっぱりいつもの場所だ!) その後、
長野市を右手に南下。四阿山の先まで来て、またまた高度も低下してしまい、
やむなく長野滑空場ローカルを離れて、佐久のO/L場ローカルに移る。(北の 好条件とは対象的に、苦しい。。)湯ノ丸山手前で7000ftまで落ちるが、その
後山の南側でまともなサーマルをGET、10700ftまで回復しほっとする。この サーマルでは、関東から飛んできた澤田夫妻が乗るのDG500Mと一緒にな
った。 |
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志賀高原付近にある、大沼池。色はエメラルドブルー!? |
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志賀高原から南下。 左手には草津の温泉街が見える。 |
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白根山、山頂の湖。これまた不思議な色。 奥には、草津国際スキー場。 温泉街もスキー場も3ヶ月前来たとこだ。。
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北アルプス → 志賀高原 → 浅間山系 のフライト軌跡。 |
○八ヶ岳エリア:(プラス強く、雲低12000ftのチョー好条件) 13:25。ここから、蓼科山のやや東を狙い、佐久盆地の谷渡りを開始する。距 離約35kしかし、手前13kですでに7700ftまで失高。山裾北斜面の弱いプラス も使いごまかしながら進む、で山頂すぐ手前で久々の強いプラス(Ave3.8m/s) をGETしていっきに12200ftへ。そこから八ヶ岳エリアの最高峰、赤岳に向けて、 雲低をかっ飛ばす。そこでもう一度、12000ft雲低すれすれまで高度を取り、南 アルプスへ! |
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八ヶ岳エリア → 南アルプス フライト軌跡。 |
| ○南アルプスエリア:(オーバーデベロップ気味だが、リッジもサーマルもあり)
南アルプスへは、仙丈ヶ岳の西に入るコースで進入。が、手前で結構落とさ
れる。アルプス北端の少し低めの山を通るも、プラスは無く、高度も低下する。
仙丈ヶ岳手前では山より低い8500ftまで下がるが、仙丈ヶ岳西斜面のリッジ サーマル?でじわじわ高度を回復する。このエリアはこの時間帯、すでにオー
バーデベロップで、全体的に雲に覆われて日射が少なく、対流は弱そうである。
しかし、間ノ岳、塩見岳と、サーマルリッジみたいなプラスで旋回せずに南下で
きる。高度は9000 - 10000ftで景色も大変GOOD。帰りの中央アルプスへの谷渡
り帰りを考えるともっと高度が欲しいが、かなりODしているのでだめかなーと思っ
ていたら、烏帽子岳付近でガツン。何とAve5.0m/s。11700ftまで回復。そこから
尾根&雲に沿って水平飛行。聖岳まで南下してターン。赤石岳の手前から、西
へ伸びる小さな尾根に沿って、中央アルプスへ!時間は14:50。そろそろ帰投
しなければ。。(飛騨エアパークの運用時間は17:00まで) |
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南アルプスへ渡る。仙丈ヶ岳の北東より進入。 |
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仙丈ヶ岳の西側に、廻りこむ。斜面で上昇。 |
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仙丈から北岳へ。引き続き西斜面で上昇。 まだまだ稜線より低い。 |
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烏帽子岳付近。南下中。 |
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聖岳付近から、北を望む。 |
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南アルプス → 中央アルプス → 飛騨 のフライト軌跡。 |
| ○中央アルプス: 中央アルプスの南側まで、約35kのグライド。途中弱いプラスで少し高度を稼 ぎ、8000ftで到達。南駒ヶ岳付近、尾根の真上のサーマルで上昇。プラスは 強いがまとまっておらず全周入りきれない。むりやり10500ftまでま上げて、飛 騨方向へ。尾根を離れて10k程進んだところで、11400ftまで上がり、ファイナル グライド!!飛騨まではあと62k。御嶽山からOD気味だがストリートの雲が流 れてきている。途中まではこのおかげで沈下も少なく、帰投高度のマージンが 増える。あと40k。御嶽山アビームで余裕の10000ft。16:00着陸を目指し200km/h でかっ飛ばし、15:58に着陸。 |
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中央アルプス。木曽駒ヶ岳。 山の向こうは伊那盆地。 その奥の山々は南アルプス。 |
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飛騨へ向けて雲の下を帰投中。 |
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御嶽山を左のアビームに見る。 |
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飛騨に到着。中央の高台が飛行場。 |
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| エンジン使用、離陸の6min。フライト時間:5+15、エンルート4+30、飛行距離
3TPで411kのバリバリの楽しいフライトでした!
最後に、このようなすばらしい機会を与えてくれた、万場さん。後席でいっしょ
に飛んでくれた土屋君(ちなみにこのフライト、判断の8割、操縦の4割は彼に
よるものです・・)に大変、感謝してます!。今年はぜひMYグライダー(Discus)で
飛びたいと思います! (03.2のJSA infomationに掲載されたフライトレポートです) |
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